フリーランスのメリットとデメリット。大半は良いことだけど、2つの不安要素もあり。

新年あけましておめでとうございます。
昨年2014年は、フリーランスとして仕事の幅が持てた年でした。仕事をご依頼くださった方々、逆に仕事を引き受けてくれた方々、そして、ご支援頂いた皆さま、心より御礼申し上げます。

会社を辞め、フリーランスになって、仕事や生活の自由度が大幅に広がり、「もう二度と勤め人は出来ないな」と実感しています。(笑)

年始最初のブログは、そんな自分のフリーランス生活を事例に、フリーランスのメリット、デメリットをご紹介します

まず、フリーランスって何?

北野 啓太郎(Keitaro Kitano)

僕が学生だった1990年代、フリーランスという言葉は聞いたことがありませんでした。会社経営者、自営業、会社員、公務員、契約社員、アルバイト、パート、フリーター……仕事をする立場として知っていたのはこれくらいでしょうか。

1990年代後半、インターネットが普及し始めた頃より、SOHO(スモールオフィス、ホームオフィス)という自宅をオフィス化して、出社せずに仕事をするスタイルが流行しました。ええな、と思いました。そして2010年頃より、ノマド(ノマドワーク)というノートパソコンとスマホを活用しながら、カフェやコワーキングスペースなどでオフィスが無くても仕事をこなす人たちが現れました。近いな、と感じました。

さて、フリーランスとは一体なんなのか? Wikipediaより引用します。


フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。日本語では自由契約。一般的な職業分類では個人事業主や自由業に該当する。”


<フリーランスの定義>

  • 特定の企業や組織に専従しない。
  • 自分のスキルを社会に提供。
  • 企業から請け負った業務を遂行。
  • 個人事業主、自由業(自営業)である。

北野 啓太郎のフリーランス生活

3つの柱(フリーランスとしての仕事)

僕は現在、大きく3つの柱を立てて仕事をしています。

  • レゲエ
  • レゲエ以外
  • 自分メディア

【レゲエ】は、これまで10年以上に渡って培ってきた経験や人とのつながりを活かして、多様な角度から活動させてもらっています。【レゲエ以外】は、東京・上野のIT企業、株式会社LIG(りぐ)さんとの出会いを切っ掛けに、エンタメからビジネスまで幅広い業界と関わる事ができました。そして最後に【自分メディア】は、本ブログ「Swingin’Thinkin’(swinginthinkin.com)」と、男性向け育児サイト「パパやる(papayaru.com)」の運営です。

そして、主な業務内容は、以下の5つです。

  • ライター
  • 編集
  • 映像制作
  • ウェブサイト制作
  • ウェブサイト運営請負

そして、主な収入源は以下の2つです。

  • ギャラ(原稿料、編集費、サイト制作・運営など)
  • 広告収入(Google Adsenseなど)

以上が、僕のフリーランスとしての仕事内容です。

【メリット1】とにかく自由な時間。24時間365日、自分で決める

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朝、目覚めて……いや、昼かも知れません。とにかく起きてから寝るまで、全ての時間が自分の物になります。それを実感した事をザッとあげてみます。

  • 仕事日、休日、決めるのは自由。
  • 食事の時間も自由。
  • この一年で、目覚まし時計をセットしたのは10日以下。
  • 仕事し放題、さぼり放題。
  • 風邪をひいた時、身体を休めやすい。

【メリット2】上司の許可不要。好きな方向へ進める

会社や組織に属していないので当たり前なのですが、急な仕事を命じられる事もないし、自分のポリシーと反することを強いられることもありません。僕の場合、前職ではかなり好きなようにさせて頂いていたのですが、それでもフリーランスの開放感、身軽感にはかないません。

  • これをやってみたい! と思った瞬間に動ける。
  • 決断力、即決力がつく。
  • 誰からも怒られない。
  • 仕事の内容や方針を、自分で決める事ができる。

【メリット3】欲しいものがあったとき、稼げば買えるな、と思える

例えば、会社員時代にデジタル一眼レフカメラが欲しくなったとします。その場合、購入資金を会社から必要経費として認めてもらうか、自分のお金で買うかのどちらかになります。仕事上使いたいものであっても、何でも会社が買ってくれる訳ではありません。特に、クリエイターとして仕事をしている場合は、私的に購入した物を仕事で役立てる場合もあるでしょう。

しかし、会社から頂くお給料は基本的には毎月定額ですので、物を購入するとなれば、生活費や娯楽費を削らないといけません。カツカツで生活している人にとっては、そのデジタル一眼レフカメラは諦めざるを得なくなるでしょう。

その点、フリーランスは違います。その分、稼げば良いのです。購入した物を活用して今以上の仕事ができれば、それを収入につなげる事ができます。僕が最近買ったものを紹介します。

【メリット4】配置換えやリストラがない

僕が大学を卒業して最初に入った会社では、ある上司に「社内営業をしろ」と命じられました。そんなものが会社の利益につながるとは到底思えず、僕はその考えに真っ向から反対しました。結果、僕は左遷されました。(笑) これは極端に悪い上司の例かと思いますが、会社に属している限り組織の中で認められる(可愛がられる)人間である必要があります。いくら仕事ができても、組織の一員として行動できないとダメなのです。

フリーランスの場合、僕が無用だと感じていた「社内営業」が不要になります。社内営業や上司へのゴマスリが好きな人に取ってはメリットではありませんが、僕のような人間にとってはメリットとなります。

【メリット5】子供と遊びたい放題

これは個人的な事になりますが、昨年4月に初めての子供を授かりまして、子供との触れ合い時間がたっぷり取れたのも大きなメリットでした。子育てはめちゃくちゃ楽しいですね! 育児は、男性もしっかりと参加しないと損だと感じました。

そんな、嫁さんの妊娠、出産、そして子育てを通じて、先に紹介したサイト「パパやる」が誕生しました。これは会社勤めだと厳しかったと思います。

■関連リンク
パパやる (papayaru.com)

【デメリット】2つの不安要素

【デメリット】2つの不安要素。

メリットをいくつか紹介しましたが、フリーランスは良いことばかりではありません。今、自分が不安に感じているのは、特にこの2点です。

  • 第三者目線で見てくれる良い相談役がいないと取り残される。間違った方向に進んでしまう。
  • 健康を損なうと仕事が出来ない。収入が激減する。

フリーランスとなって判った事、気をつけている事

  • 収入の分散。
    流行に左右されない為にも、ひとつの会社や業界に偏らないようにしています。また、病気や怪我などで一時的に仕事が出来なくなった際に備えて、広告収入(アフィリエイト)も確保しています。
  • 時間は有限。
    雇われる場合は、平日9時〜17時など自分の時間を切り売りすることでも収入を得ることができますが、フリーランスはいくら時間を掛けても成果がないと収入はゼロ。無駄な時間を過ごす余裕はありません。
  • 病気で寝込むと大ピンチ!
    自分だけではなく、家族も困ることになります。健康管理や保険の見直しを。
  • ブレーンは必須。
    嫌味であっても、忠告をくれる友達、先輩、後輩は大切に。客観的な第三者視点は自分で持つことは出来ないので。

2015年度の目標

時間

  • 余裕を持てるようにしたい。

昨年は、収入的にまだゆとりが無く、直接仕事や収入につながらない事に時間を割り当てる余裕がありませんでした。

『稼げない時間=浪費』という感覚になっていたのです。

しかしそれは、あまりにも貧そな生き方。ゆとりある動きから新たなアイデアが生まれる事もあるので、今後はもっと余白を持てるようにしたいと思います。

実は、気づけばフリーランスになっていました

会社を辞めると決意した際、実はフリーランスになろうと思っていた訳ではありませんでした。「北野さんに、こんな事お願いできますか?」と、次々と依頼を頂き、あれよあれよと言っている間に忙しくなり、気づけばフリーランス状態に。(笑) そんな成り行きなんかも、そのうち書きたいと思います。

【追記 2年半後】フリーランサーパパとして紹介されました

子持ちだからこそ自宅で仕事! 子育てフリーランサー

この記事を書いた2年半後。エンジニア・デザイナー系の案件紹介サイト「レバテック」のサイトに、「子持ちだからこそ自宅で仕事!子育てフリーランサー」として、僕が紹介されました。

■関連リンク
レバテックフリーランス

改めてフリーランスは最高です!
僕には合っていたようですね。この記事のその後……を知りたい方は、僕のもう一つのサイト「パパやる」に書いた読んでみてください。フリーランスの魅力と戦略を書きました。

■関連リンク
フリーランスで子育てをしている父親・北野啓太郎。エンジニア・デザイナー系の案件紹介サイト「レバテック」に掲載されました:パパやる