ブログの過去記事に加筆修正を加えることを、通称「リライト」と呼んでいます。リライトをする理由は、主に以下のとおりです。
- 記事に誤りがあった
- 記事に不適切な表現があった
- 記事に情報を書き加えた、もしくは一部を削除した
- 記事の内容が古くなったので、情報をアップデートした
このようなリライト後、ブログ記事の公開日はそのままにしておくべきか、それとも修正すべきかについて、SEOの観点からお伝えします。サンプル数1の実証実験なのですが、ブロガーやアフィリエイターの方にとっては、サイト運営上のヒントになるのでは無いかと思います。
結論から言うと、過去記事リライトから1時間後にGoogleの検索順位が1位になり、それが1か月以上経ってもキープされ続けています。
過去記事をリライトし、公開日も修正日に変更した
2018年12月18日、本サイトSwingin’ Thinkin’にて以下の記事を公開しました。
明治・大正・昭和・平成・新元号。語呂合わせで、それぞれの元年を簡単に覚えよう!
記事公開から5か月後、2019年4月1日にリライトを行いました。新元号が「令和」だと発表されたので、そのことを盛り込んだのです。
- 記事タイトルを変更
- 記事本文に加筆修正
- 記事公開日を変更
明治・大正・昭和・平成・令和。語呂合わせで、それぞれの元年を簡単に覚えよう!
このとき僕は、記事の公開日も変更しています。
なぜなら、元の日付は新元号名が発表される前ですので、そこに令和について書かれているのは記事としておかしなことになるからです。
リライト後は「Google Search Console」の「URL検査」に送信し、Googleに記事の変更を知らせました。
リライト後、検索キーワードで1位! 1か月以上経っても順位キープ

ブログ記事のリライト後、たった1時間で「令和語呂合わせ」という検索キーワードで1位になりました。

この検索順位は、リライトから1か月以上経った今も、1位をキープし続けています。

証拠として、Google Search Consoleの画面もお見せします。「令和語呂合わせ」という検索で1位をキープし続けているのがわかると思います。
記事公開日の変更は、リライト内容によっては恐れなくても大丈夫! ……だと思います
本ブログは、WordPressを使って運営しています。使用テーマは、海外の有料テーマ「Newspaper by tagDiv」です。
このテーマで表示される日付は「記事公開日」のみ。
テーマをカスタマイズをして「最終更新日(the_modified_date)」を表示させることも可能なのですが、ここでは行っていません。
そんな環境で運営している本ブログですが、実は今回、初めて記事公開日を変更しました。リライトは日々行なっていますが、日付だけは触ったことがなかったのです。理由は、
- 日付を変更すると検索順位が下がる(かもしれない)
- 日付を変更するとペナルティを食らう(かもしれない)
など、ネガティブな意見を見聞きしたからです。
でも、さすがに今回の「令和」に関しての加筆は日付を修正しない訳にはいかなかったので、正直ビビりながら日付を記事修正日に変更しました。
でも、結果的には問題なし。ホッとしました。
今後、日付を変更しないと内容がおかしくなってしまうリライトに関しては、積極的に公開日を変更して行きたいと思います。
- MacやiPhoneの操作方法が、OSバージョンアップで変更になったので情報更新
- 紹介したお店が閉店になったのでお知らせを追記、など
最後に注意点! むやみに公開日を変更するのは避けましょう。「GoogleやYahoo!の検索結果ページで、日付が新しい方が鮮度が高い記事だとユーザーに判断されてPVが伸びるはず」と考えて、理由もなく日付を変えてやろうと考えるブロガーもいるでしょう。
でも、それはユーザーのためにはなっていません。
そのような不正に近い行為は、Googleに見抜かれてペナルティを食らう恐れがあります。ペナルティをくらえば、記事の順位が下がるだけでなく、ブログ全体が「低品質サイト」だとGoogleに判断させることも考えられます。
日付の変更は、あくまでも「日付を変更しないと内容がおかしくなってしまうリライト時のみ」に留めておくのが安心だと思います。サンプル数1の実証実験ですが、ブログ運営者にとって今後のヒントになれば幸いです。
何がご意見などありましたら、コメント欄に投稿くださいませ。