3,000円で古いコンポやラジカセをBluetooth対応に。エレコムLBT-AVWAR500購入レビュー

いやー、知らなかった。
3,000円ほどの投資で、手持ちのコンポがBluetooth(ブルートゥース)対応になるなんて。

これまではステレオミニジャックで、iPhoneやMacをコンポにつないでいました。かつては、デスクトップパソコン(Apple iMac)に大量の音楽が保存していて、それをケーブルで常時接続してたので、特に問題はなかったのです。

しかし、定額制音楽聴き放題のApple Musicをスマートフォン(iPhone)で聴くようになり、そのまま無線でスピーカーから音を鳴らしたいと思いました。最初は、Bluetooth対応の小型スピーカーを調べていたのですが、良い音のブルートゥース・スピーカーとなると数万円もする。

そんなとき「Bluetoothレシーバー」という製品の存在を知ったのです。

早速調べてみると、高評価のエレコム製Bluetoothレシーバー「LBT-AVWAR500」がたったの3,000円ほどで売られているではありませんか。安っ! 早速、メーカーサイトでスペック、付属品、説明書などを熟読し、「これは大丈夫そうだ」と確認。ポチりました。

LBT-AVWAR500の進化版「LBT-AVWAR501」になりました!

エレコム LBT-AVWAR500 開封から設定まで

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まずは、これが付属品。

  • 本体
  • USB ACアダプタ
  • USB充電ケーブル
  • オーディオケーブル(3.5ミリ ステレオミニジャック)
  • RCA変換ケーブル(赤白ケーブル)

3.5ミリのステレオミニジャックや、赤白のオーディオ端子でつなぐことができます。これで大抵のコンポ、ラジカセ、スピーカーにつなぐことができるでしょう。あと電源供給は、ふつうのコンセントからUSBケーブルで行います。

 

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これが本体。軽っ! 中身がすかっすかな印象。たった32gしかありません。

 

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これがBluetooth化したい古いコンポ。 BOSE「RA-18 / DVA-18」。

 

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この裏面の「AUX 1」(外部入力端子)に、赤白ケーブルを使ってつなぎます。

接続作業はこれで完了! あとは、Bluetoothレシーバーがしっかり電波をキャッチしてくれるように、コンポの上などに本体を乗せておくと良いでしょう。

そしてコンポのSOURSE(ソース)ボタンを押して「AUX 1」にしておきます。

iPhoneの設定(ペアリング)

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  1. iPhoneの設定(ギアマークのアイコン)をタップ。
  2. Bluetoothを選択。
  3. Bluetoothをオンにする。
  4. 自分のデバイスより、LBT-AVWAR500をタップ。
  5. しばらくすると「未接続」から「接続済み」に変わる。

これで準備完了です。
あとは、このiPhoneの音がコンポから鳴るようになります。感激!! 音量設定は、iPhoneやMac本体の音量を変えれば、それと連動して音量の上げ下げが可能です。

この機器LBT-AVWAR500は、iPhoneに限らず、アンドロイド、Mac、Windowsでも使えます。Macの場合は、システム環境設定の「Bluetooth」をクリックし、LBT-AVWAR500をペアリングしてください。

ペアリングとは?

Bluetooth機器が混線しないように、最初に「この装置とつなぎますね」と握手させておく必要があります。ベアリングではありません、ペアリング(pairing)です。テニスのダブルスを組むときにも使う用語です。

ちなみにLBT-AVWAR500は、最大8台までペアリング可能です(9台目をベアリングすると、古い情報から削除される)。

LBT-AVWAR500の良いところ、悪いところ。

まだ購入4日目ですが、使用してみた感想をまとめます。

良かったこと。

  • 安い!
  • 簡単設定
  • 必要なケーブルは揃っている。
  • 低電力(つけっぱなしで電気料金月額3〜4円程度)
  • ケーブルレス最高
  • 愛用のコンポがまだまだ使える

悪いところ。

  • カタログには「伝送距離 最大半径10m(障害物なきこと)」と書かれていますが、実際に部屋で使うと、4〜5mくらいでプツプツ切れはじめ、隣の部屋に移動すると完全に切れます。
  • 外出先から帰宅して、いきなりBluetoothのコンポから再生されるわけではありません。Bluetoothの接続が切れて、ある程度時間が経てば、再度設定画面から接続してやる必要がります。
  • iPhoneでは問題ないのですが、なぜかMacBook ProのBluetoothはプツプツ音が切れやすい。これはMac側の問題かな(後日談:NVRAMクリアで直りました)。

 

今のところ気になったのは以上です。

とにかくおよそ3,000円という格安っぷりですので、気になる方は試してみても良いかなと思います。ちょっとした設定の面倒くささや、離れた際の電波の途切れはありますが、やっぱりいちいちケーブルにつながなくて良いというのは最高に便利。

それに普段使っているコンポやスピーカーがBluetoothスピーカーになるって嬉しいですよね!

あと、すごくコンパクトなので、友達の家などに遊びに行った際にも持って行って、自分のスマートフォン内の音楽を友達のコンポで鳴らしたりもできるので面白いと思います。

今度、実家に帰省する際、持って行こうかな。

【追記】古いヘッドフォンをBluetooth対応にできる無線装置も発売されました

イヤホンをワイヤレスに
画像参照元:アマゾン

古いヘッドフォンだけど、気に入っているのでずっと使い続けたい。でも、Bluetooth非対応だからちょっと不便……。

そんな方のために、同メーカーエレコムよりヘッドフォン用Bluetoothレシーバーが発売されました。2タイプあり、ひとつは通話用のマイク付きで(本体重さ約9g)、もうひとつはマイクなしです(本体重さ約10g)。スマートフォンと接続するならマイク付きが便利ですね!

なんでも新しく買い換えなくても、こうした装置を使えば、お気に入りのヘッドフォンやスピーカーがよみがえる。ありがたいです!

こちらも2,000円台のお手頃価格で販売されています。

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