ロッカーズ・アイランドを退職しました。皆様への御礼と、これからの事。

ロッカーズ・アイランドを退職しました。皆様への御礼と、これからの事。

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ROCKERS ISLAND ロッカーズ・アイランドこんにちは。
皆様に私事ですがご報告があります。昨日、2012年11月30日をもってロッカーズ・アイランドを退職いたしました。

ここ数週間一緒にお仕事させて頂いた方や、クラブやライブハウスなど現場でお会いした方には退職の旨をお伝えさせて頂いていました。

しかし、これまでご支援頂きました沢山の皆様にお伝えする事は難しく、ブログにてご報告させて頂くことにしました。少し長くなりますが、以下の3つについて書きます。お時間ある時にでも、目を通して頂ければ嬉しいです。

・「皆さまへの御礼と、退職のご報告」
・「ロッカーズ・アイランドについて」
・「これからの自分」

レゲエカンパニー「ROCKERS ISLAND」退職のご報告

ROCKERS channel ロッカーズ・チャンネル2006年12月1日に大阪から東京へ上京。そのままロッカーズ・アイランドへ入社。ちょうど6年間、ダンスホールレゲエに特化したウェブマガジン『ROCKERS channel』の運営に携わらせて頂きました。

「こんな面白いレゲエがあるよ!多くの人に楽しさを知ってもらいたい。自分もレゲエシーンの役に立ちたい」。

そんな想いを持って、ロッカーズに入社し、これまでやってきました。

後述しますが、8年前まで自分はごく普通のサラリーマンでした。しかし、レゲエに情熱を捧げようと決心して以来、これまで楽しく生き延びる事ができました。これは何より、皆様のお力添えあっての事だと、心より感謝しております。

ROCKERS channel(ロカチャン)をいつも見てくれていた皆様、仕事として関わって頂いた皆様、これまで本当にありがとうございました。

ROCKERS ISLANDは最高の会社でした!

ロッカーズ・アイランド タッカー社長こんなに陽気で楽しい会社の社長は初めてです。

ロッカーズ・アイランドの設立者タッカー社長は、レゲエ業界では名を馳せた方です。1999年、ロンドンで開催されたレゲエで戦うサウンドクラッシュ「Global Clash」で、日本人として初めて世界チャンピオンになりました。まだ20代後半の頃です。

そんな栄光を手に入れるも、早々にサウンド活動を辞め、次の目標へと向かいはじめます。それがロッカーズ・アイランドです。

タッカー社長がまだ10代だった頃、糞レコード店員に半ば騙されるかのように、全くジャマイカで流行っていないレコードを薦められ買わされた経験があったそうです。その若かりし頃の悔しさを見返すためにも、『お客様に優しい開けたレコードショップ』を目指して本格的なレコード店をオープンさせました。

自由に使っていただける試聴機を沢山並べ、レコードにはそれぞれ解説を付け、店内にはソファー&フリードリンクのリラックス・スペースを設置。

2006年にはイギリス国営放送BBCで、「1年間に80万枚のレコードをジャマイカからロッカーズ・アイランドへ向けて輸出。日本には世界最大規模のレゲエ専門レコードショップがある」と報道されるまでになりました。

前置きが長くなりましが、タッカー社長の事はロッカーズ・アイランド入社前より知ってはいたのですが、面識はありませんでした。採用面接の際、「きっと野心家のおっかない社長なんだろう」と思っていました。

・・・が、全然違いました。

業界のビッグマンにも関わらず、ものすごく低姿勢。雇う側にも関わらず、しかも自分は業界の新参者にも関わらず、同じ人間同士として対等に話してくれました。

ROCKERS ISLAND 大阪ショップ 店内の様子

ロッカーズ・アイランドの一員となってからも、電話がかかってくれば「ヤーマン!北野さん元気〜♪」と第一声。編集部を訪れてくれる際も、ドアを開けるなり「ヤーマン!皆の衆元気かー」と登場します。笑

とにかく、仕事のこと、私生活のこと、何でも親身に聞いてくれる温かい社長でした。また、タッカー社長は日頃沢山の人と話し、色々な意見に耳を傾け、その上で自分の直感と信念を貫く。そんな男でした。

とにかくロッカーズ・アイランドは、自分の願い「レゲエの情報を発信したい」を叶えるには、最高の環境でした。ロッカーズ・アイランドで働けた事は、自分の人生において大きな誇りです。

これからの自分について

Keitaro Kitano (39)8年前、ずっと悩んでいました。仕事、私生活、このままではダメだ…と。そして、サラリーマンをしながらレゲエに身を投じました。当時31歳。

そして今、39歳になりました。いわゆるエエ歳です。
レゲエシーンにおいて新参者だと思っていた自分ですが、8年もいるとすっかり居心地が良くなっていました。

ただ無情にも歳はとって行く訳で、「若いリスナーが中心のレゲエシーン。このままでは自分は老害になってしまうのではないか?自分がすべき事はもっと他にあるのではないか?」。そんな風に考えるようになりました。

とはいえ、今後の予定は何もありません。これから考えます。本日より完全無職です。

しばらくのあいだは世の中全体と対峙し、新たに自分がすべき事を見極めたいと思います。その上で、これまで培って来た経験・技術などを活かし、 再起動するつもりです。

これまでご支援頂きました沢山の皆様、本当にありがとうございました。今日から『ロカチャンのキタノ』 では無くなってしまいましたが、また新たな立場として皆様と再会できる日を楽しみにしています。

皆様のご成功とお幸せを心よりお祈り申し上げます。

2012年12月1日 北野 啓太郎(きたの けいたろう)


<最後にひとこと>
「崖っぷち退職」です。先のアテは無く、再就職にも厳しい年齢。自らを追い込むことにしました。「辞めれば何か新しくはじめないと生活して行けない。無くなるからこそ生まれるものもある」。そんなボジティブ・バイブスで、一日一日動いてみたいと思います。

もしかしたら、近い世代の方の参考になるかも?と勝手に記しておきます。自分の社会人遍歴(悪い参考かもですが…)。

・1997年4月(23歳)新卒でインテリア関係の会社に入社。
・2005年1月(31歳)レゲエニュースブログ「Yellow Jamaican」を始める。
・2006年8月(33歳)サラリーマンを辞める。
・2006年12月(33歳)ロッカーズ・アイランドに入社。
・2008年6月(34歳)ROCKERS channel 編集長を任せて頂く。
・2012年11月(39歳)ロッカーズ・アイランドを退社。

情熱があれば、何歳からでもはじめる事ができる!と思っています。