原宿はなぜ特別なのか? 4,000人以上撮影したカメラマン、シトウレイさんのTEDトーク。

原宿はなぜ特別なのか? 4,000人以上撮影したカメラマン、シトウレイさんのTEDトーク。

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原宿はなぜ特別なのか?4,000人以上撮影したカメラマン、シトウレイさんのTEDトーク。

TED最高でした!TEDxJAPAN。今日は朝9時から夕方の6時すぎまで、9時間以上ずーっとYouTubeライブ中継を見ていました。飽きるどころが、様々なジャンルのパフォーマンスが行われ、終始食い入るように拝見&感動。

国内外沢山のスピーカーさんによる素晴らしいプレゼンテーションが行われている中、「原宿」「カメラ」と自分的にも親近感沸くキーワードをテーマにスピーチされた方がいました。シトウレイさんです。

シトウレイさんは、海外でも有名なファッション業界のカメラマンさんだそうですが、自分は今回このTEDで初めて知りました。特に興味深かったので、そのほんの一部をご紹介します。

知っているようで、知らなかった、原宿のお話です。

 

STYLE from TOKYO。フォトグラファー、シトウレイさん。

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まずは、いきなり引用でスイマセン。TEDxTOKYOのウェブサイトに掲載されていたシトウレイさんのプロフィールです。ブログ、雑誌、書籍などでファッションスナップを発信する女性フォトグラファーさんです。


ストリートスナップの向こうに見えるのは、かけがえのないそれぞれの人生とファッション観。シトウレイさんは街角で撮影した美しいファッション写真をブログに掲載し、東京のストリートファッションや世界のファッションウィークの動向を発信している。

世界的ウェブサイト「ファッショニスタ」が選ぶ「最も影響力のあるストリートスタイルブロガー」に認定され、ブログを写真集にまとめた『STYLE from TOKYO』や、ユニークな東京ガイドブック『日々是東京百景』にも国内外から大きな反響がある。J-WAVEのナビゲーターとしてもおなじみ。ファッションの奥深さは、世界中の誰とでも楽しく分かち合えるのだ。

シトウレイ(フォトグラファー)TEDxTOKYO


原宿にはヒエラルキーがない。誰も後ろ指をささない、世界で一番平等な場所。

シトウレイさん(TED x TOKYO 2013)

「私の仕事は、日々街に出て、気になる人を探して、このカメラで撮影をして、その人のファッションとその人のファッションの内側にある人生のストーリーを紡いでゆく、というのが仕事です」

シトウレイさん(TED x TOKYO 2013)

「撮影自身はですね。アンケート用紙を使ってやっているんですけども、何書いてもらっているかと言いますと。今着てるものだったりとか、好きなブランドだったりとか、今欲しいものだったりとか、そして将来やりたいこと。そういった事を書いてもらってます」

「今日この段階で、ちょうど4,567人目になりました」

シトウレイさん(TED x TOKYO 2013)

「私がベースにしているのは原宿。東京のストリートファッションの中心地です。皆さんもご存知の通り、この場所ってちょっと特殊な場所です。モードだったりとか、ギャルだったりとか、ゴスロリだったりとか、フレッピーだったりとか、ヒッピーだったりとか、ロックだったりとか」

シトウレイさん(TED x TOKYO 2013)

「なんでこの街には、こんなに人が集まってくるのか。それは、この街にはヒエラルキーというものが存在しないからです」

「どっちが良いとか、どっちが悪いとか、優れているとか、そうでないとか。そういった事をこの街では判断しない。誰もが自分とは違っていうその事に対して、指差したりもしないし、干渉する事がないんです。ファッションっていうフィルターを通して見ると、この場所は世界で一番平等な場所だと思います」

ヒエラルキー(階層・階級)がなく皆が平等

原宿をみて『ヒエラルキー(階層・階級)がなく皆が平等』とは、これまで発想が無かったです。

人とは、どうしても他人と比べて、今自分はイケてるのか?幸せなのか?不幸なのか?…、そんな思考を無意識に繰り返していると思っていました。

だけど、原宿にはそれが無い。だから独自の進化を遂げ、様々な人が集まって来るようです。

原宿へは何度も訪れていますが、そういった《平等の街》という視点では見ていませんでした。目からウロコです。

 

シトウレイさんの、TEDトークはここまでで3分の1。後半は『個性』について語られて行きます。

今回の「TED x JAPAN 2013」は、開催翌日の5月12日夜にはアーカイブとして公開されるそうです。続きは、ぜひ実際のスピーチでご覧下さい。詳しくは、TED JAPANオフィシャルサイトにて(www.tedxtokyo.com)。

TEDカンファレンスは、本当に最高のエンターテイメントだった!

TED × TOKYO 2013

これまでTEDは、TEDオフィシャルサイト日本語版やNHK「スーパープレゼンテーション」で、1本づつ単体で見ていました。しかし今回初めてイベント通じて全部を拝見し、全体の構成も含めて素晴らしいイベントだと気づかされました。ほんとうに興奮と感動で、頭も胸もいっぱいです。

心から最高!全ての出演者さんとスタッフの皆さんにリスペクトです。

 

STYLE from TOKYO
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<最後にひとこと>
TEDxTOKYO 2013は、素晴らしい方ばかりでした。特に心に刺さったのは、「小さな気づき “あ” を大切に」と説くグラフィックデザイナー佐藤卓さん。「匿名さんが描いたイラスト等の作者を根気よく探し出して商品化」する、すごく日本人にピッタリしている感じで面白かったピンクカンパニー代表のエディ宇賀田さん。「ひいてみる事が大事。そうすれば新しいことが見えて来る」と教えてくれたデザイナー田子學さん。

また、外国人に日本の素晴らしさを教えてもらえた、尺八と琴の共演ブルース・ヒューバナーさんとカーティス・パターソンさん。他にも沢山の感激をもらいました。

何度も言います。皆さま最高です!ありがとう!涙