楽天市場からの撤退企業が相次ぐ。自社ECサイトやBASEなどで勝負! 日経MJ

楽天市場からの撤退企業が相次ぐ。自社ECサイトやBASEなどで勝負! 日経MJ

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楽天市場からの撤退企業が相次ぐ。自社ECサイトやBASEなどで勝負! 日経MJ
日経MJ 2017年4月18日号

僕が、ほぼ定期的に駅の売店で買っている週3回発行の新聞「日経MJ(マーケティングジャーナル)」。その一面に、ギョッとする見出しがありました。

「さらば楽天」

楽天市場から撤退し、自前の通販サイトで勝負する企業が相次いでいるのだそうです。

楽天市場は、派手なデザインにして目立たないと勝負できない、Instagramなど外部リンクを張れない

日経MJでは、その事例として「OWNDAYS」を取り上げています。OWNDAYSは、JINSやZoffと並ぶ、リーズナブルなメガネ・サングラスのブランドメーカーです。

楽天市場店撤退の理由は、以下のとおり。

  • 楽天市場で目立つには価格を下げるか、派手なデザインにしないといけない
  • 外部リンク禁止の制約で、InstagramなどSNSとの連携ができない

OWNDAYS楽天市場店では、「ポイント◯倍」「送料無料」など派手に見せる必要があり、また自社のブランドイメージとは違う楽天のイメージカラーの赤で統一されていました。反面自社サイトでは、ブランドイメージに合わせたシンプルなデザインで構築され、インスタグラムへ投稿した画像もページ内に掲載するハッシュタグを使ったキャペーンも展開できます。

当然ですが、自社サイトは自前ですので、ショッピングモールの制約を受けず自由にサイトを設計することができます。OWNDAYSは今後、「自社のECサイト(ショッピングサイト)1本で勝負する」としています。

こうした楽天市場離れはOWNDAYSに限らず、退店する企業が続出しているとのことです。

ショッピングモールではなく、自社ECサイトやBASEを活用する時代に

ショッピングモールに出店するメリットは集客力です。しかし楽天市場に出店するショップが増えることで、埋もれてしまうデメリットが発生してるようです。

そのため、シックなブランドイメージをユーザーに伝えたくても、ド派手なバナーで宣伝しないと見てもらえない、買ってもらえないという事態に陥ってしまうのです。もちろん、楽天市場への出店料やPR費用も掛かるので、儲かりにくくなって行きます。

日経MJでは、自社ECサイトの成功事例として、ユナイテッドアローズを取り上げていました。

ユナイテッドアローズはサイトを多言語化し、外国人も顧客に取り込んでいます。2017年4月5日より、「UNITED ARROWS オンラインストア」にアクセスしたユーザーの環境に合わせて、日本語・英語・中国語の3ヶ国語のいずれかで表示されるようになりました。

こうした多言語化は、かつては高額な費用が掛かりましたが、ユナイテッドアローズはミニマルテクノロジーズの「WOVN.io」という翻訳サービスを活用しています。WOVN.ioは、100ページまでのサイトで月額5,000円、10,000ページまでのサイトで月額25,000円という低価格でサイトの多言語化を実装することができるのです。

また、自社でECサイトを作るのではなく、BASE株式会社が運営するネットショップ制作サービス「BASE」の利用も増えているそうです。

日経MJ、楽天市場へのフォローは最後までなし

日経MJは、週3日(月・水・金)発行です。今回の特集は4月17日(月曜日)発行号に掲載されていますので、詳しく知りたい方は本記事公開の本日であれば、まだ購入できます。

もし買いそびれた場合は、街の日経新聞の販売店へ行けばバックナンバーを買うことができるのでぜひ。

さて、今回のドキッとさせられた見出し「さらば楽天」ですが、記事の最後の最後まで楽天市場へのフォローはありませんでした。それは記者として貫きたかったのかもしれませんね。

 

楽天カフェで楽天カードを使用。ドリンク半額

最後に余談ですが、僕はつい先日、楽天ポイントの魅力に負けて「楽天カード」を作ってしまいました。広告メールがわんさか来て大変ですが、まぁうまく使えばメリットが享受できそうです。渋谷の楽天カフェではドリンク半額になりますしね。

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