ダメだ…。
自分で写真をアップしておきながら、見たらまた食べたくなって来た。
先日、沖縄へ行って来ました。立つ前にkette★のロットンさん（@rotton_kette）より、「めちゃくちゃ旨い！ 自分は4日間で2回行きました。（笑）」と案内して頂いた、タコス専門店『メキシコ』へ行って来ました。
タコス専門店 MEXICO
沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3 (Google Map)
098-897-1663
店構えは割と地味。オススメしてもらってなかったら、間違いなく立ち寄っていなかったです。13時過ぎに行きましたが、店内は混んでいて、車を停めるのに少々手間取りましたしました。
店内は、暖かい島国の食堂風。
メキシカンハットと三線が並んでいたり。
インテリアは、メキシコと沖縄の融合です。
席に案内されても、メニューが出て来ない。お店のおばちゃんに「初めて来たんですけど、何を頼んだらいいですか？」と聞いたところ、「4つ入って500円。ドリンクはセルフでね」との事。……え？ と思ったら、メニューはタコスしかありませんでした。
店内のお客さんは、みんなペプシを飲んでいたのですが、ペプシ（150円）、烏龍茶（150円）、オリオンビール（400円）、コロナビール（500円）の4択のみ。お昼だったので、アルコールは無しでみんなペプシだったんですね。
店内唯一のメニュー表のそばには、沖縄のレゲエダンサーI-VAN（アイバン）のステッカー。さすが抜け目ないポジショニング！ 沖縄にやって来たな、って気分が高まりました。(笑)
冷蔵庫からセルフでペプシコーラをゲット。
尋常じゃない旨さ！
何なんだコレ？！
タコスだよな、これ。皮、チーズ、ミンチ、レタス。そしてお好みでサルサソース。このシンプルな料理のどこに秘密が？マジでヤバい。
旨過ぎワロタ！
ニヤニヤが止まりません！
秋元康の「幕の内弁当」論。
このタコスは、ノーバイアス、一切の掛け値無しに激ウマです。そんなタコスを食べて、ふとAKB48などをプロデュースする秋元康（あきもとやすし）氏の「幕の内弁当論」が頭をよぎりました。
2年前、NHK出版より発売された、太巻さん…じゃなくて、秋元康さんの本です。
つまり、僕は常々言っていることなんですが、記憶に残る「幕の内弁当」はないんですね。いろいろなおかずがあると記憶に残らないんです。「あの幕の内弁当は美味しかったな」とはならないけど、「あのうなぎ弁当美味しかったな」とか「あの麻婆豆腐弁当は美味しかったな」っていうのは覚えているんですよ。
これは番組づくりでも何でもそうですけど、ありがちなのは、「ハンバーグだけの弁当をつくろう」と言っても、「でも、ハンバーグだと、肉が食べられない人がいるから、魚も入れておこう」「バランス的には野菜も…」と、だんだん中庸なものが出来てしまう。
秋元康の仕事学「秋元康×勝間和代 対談」より一部引用
確かに、このお店のタコスが、色々お皿にのった中のひとつだと、そこまでインパクトは無かったでしょう。旨いことには違いないんだけど、印象に残りにくいから、僕のようにブログに書いたり、ツイートしたり、食べログに書いたりする人も少ないかも知れない。
タコス専門店メキシコのタコスは、ずばり秋元康氏の「幕の内弁当」論に当てはまっていると思います。ありきたりじゃなくて、インパクト大！
沖縄そばに飽きたら……いや飽きなくても、ぜひ行って欲しい！
沖縄に来て、何でメキシコ料理だよ！ と思われる方もいると思いますが、沖縄に行かれた際は、カーナビに住所打ち込んで、ぜひ行ってみてください。ビックリしますよ！
定休日もあるので、事前に電話で確認を。
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