2013年7月までに日本経済が破綻?! 国債の安心神話いよいよ終焉か。

2013年7月までに日本経済が破綻?! 国債の安心神話いよいよ終焉か。

by -
2013年7月までに日本経済が破綻?!国債の安心神話いよいよ終焉か。

今、チャイナ・マネーが世界の都市で暴れ回っています。
中国の富裕層が、大阪や東京など日本の都市はもちろん、ロンドン、パリ、NYなどの大都市へ大金抱えてブランド品や電化製品を買いまくる姿は、テレビでもよく取り上げられています。

日本人の自分達からみれば、「バブルだなぁ。どうせ今だけだろう」。そんな風に感じている方も多いと思います。しかしかつてのニッポン、日本が好景気に沸いていた1980年代は、まさに今の中国人のような振る舞いを世界中でしていました。

そうなんです。いつの世も外国人はわかっていたんです。絶好調がいつまでも続くわけが無いと。

日本国債バブル「18カ月以内に崩壊する」

カイル・バス(Kyle Bass)氏2012年1月29日、日本経済新聞のサイトに驚きの記事が掲載されました。

日本国債バブル「18カ月以内に崩壊する」  米サブプライム危機を予見した男、「日本売り」公言

米有力ヘッジファンド「ヘイマン・キャピタル・マネジメント」の創業者、カイル・バス氏が、日本国債の安全神話は崩れると説いたのです。
  • この20年間に、株価はピークから8割下げた。
  • この20年間に、住宅価格も7割下落。
  • そんな中、日本国債は優良を保っている。← ここに疑問

20年前の1992年とは、日本のバブル崩壊1,2年後。たしかに、ここ十数年ずっと経済悪化が叫ばれているのに、日本の借金といえる『国債』だけが安定しているのはおかしな話です。

以下、記事の要点をわかりやすく紹介します。

金利上昇と円安のポジションはすでにとっている

  • 2011年、日本の税収は約41兆円。
  • 同年、国債の利払い(利息の支払い)は約11兆円。

これを個人に例えれば、「毎月41万円の収入があるが、借金の金利分だけで11万円も払っている」といったところです。借金額は減りません。利息分だけで11万円です。よく金融漫画で「オイコラ!金利分だけでも払わんと全額回収するぞ」の取り立てシーンがありますが、そんなギリギリのイメージです。

日本は今そんな状況なのですが、もしも金利が1%上がったら、利払い負担が10兆円規模で増えるそうです。これが2%だと完全に破綻。ギブアップです。

  • 日本はGDP(国内総生産)が減少している。
  • 日本は31年ぶりに貿易赤字になってしまった(輸出より輸入のほうが多い)。

日本は、消費税アップを見越した別の借金をしている!

もう一度、個人に例えます。
給料の4分の1が借金の返済として取られています。そこで「給料を増やしてください!(涙)」と上司や社長にお願いしてみるが、会社は年々業績が低下している最中で、それどころでは無い。でも、「そういいながらも、きっと給料上げてくれるだろう♪(楽観)」 と、さらにお金を借りて借金を増やしてしまいました。

  • 将来の消費税増税で穴埋めするという名目で、年金特別国債というこれまでに無かった新しい国債を発行し、国の借金を増やした。

「おまえこの状況で他所からも借金するってアホやんけ!しかも給料UPするから大丈夫って…orz」。そんな状況です。

日本の国債は、9割が国内で占めてるから大丈夫だよね?

これはよく言われる「日本の国債は安全です」の安心材料です。
しかしカイル・バス氏は、「国の借金」と「民間の資産」を同列に考えるのはやめるべき。 個人が銀行に預金し、銀行がそのお金を日本国債に投資する流れは断ち切られるだろう、と説いています。

なぜ人は安心してしまうのか?

「いままで大丈夫だったから、しばらくは何とかなるだとう」。そんな心理が働くんだそうです。

アメリカでは「住宅」の価値は絶対と信じられていたのに、住宅バブルが崩壊しました。 これも個人におきかえてみると、「これまでだいたい健康だったし、多少暴飲暴食をしていても、しばらくは大丈夫だよね」。しかし、ある日突然、心臓病や糖尿病になってしまった。

人間とは、「自分だけは大丈夫」「この先も大丈夫」、そんな風に思いがちなのかもしれません。

「日本だけはこの先大丈夫」。その根拠を今一度考えてみてください。

できるだけ円を手放すのがオススメ

なんとも辛い結論ですが、投資家は円を手放すのがオススメだそうです。生産性の高さ、若い労働力、人口構成などから考え、カナダ、ノルウェー、豪州、インドネシア、インドなどへ、投資先を移行して行くのが良いと説いています。

この記事の最後は、「世の中で正しいと思われていることを、そのまま受け入れないということです。(中略)もはや、国家を信用することはできません。自らの力で考え、生き残っていかなければならない時代が来ているのです」と締めくくられています。

以上、ザッとかいつまんで紹介させてもらいました。もっと詳しい記事の内容を、ぜひ日本経済新聞ウェブサイトでチェックしてみてください。


2013年 大暴落後の日本経済 [単行本(ソフトカバー)]
中原 圭介

amazonAmazonで購入
楽天ブックス楽天ブックスで購入

 


<最後にひとこと>
最初この記事を見たとき「日本の国債が?!」と驚きました。これまで多くのメディアでは、日本の国債は安心と語られていたので、自分としても盲目的に楽観視していました。しかし、ここ数日「日本の国債ホントに大丈夫?」といった話題を、ニュース記事や、経済系のポッドキャストなどで見かけます。

世界のなかのニッポンはどうなるのか?そして個人としてどうすれば良いのか?

自分たちは日本人。投資家のように右へ左へ行く訳にはいかないので、どんな時代が来ても立ち向かえる、強い意志やチカラを高めてゆきたいですね。