iPhone裏技、純正カメラのシャッター音を消す設定。iOSアップデートで無効化される

iPhone裏技、純正カメラのシャッター音を消す設定。iOSアップデートで無効化される

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iPhone裏技、純正カメラのシャッター音を消す設定。iOSアップデートで無効化される

iPhone、iPadのOSがiOS10にアップデートされた際、純正カメラアプリのシャッター音を消す方法が話題になりました。

  1. 設定(ギアマークのアイコン)を起動
  2. 一般 > アクセシビリティ
  3. AssistiveTouchをオンにする
  4. 最上位メニューをカスタマイズで「-」を5回タップ
  5. 4の工程で、星マークの「カスタム」ひとつだけにする
  6. 割り当てる機能で「消音」を選択
  7. 画面に表示される「◉」をタップすれば、カメラのシャッター音が消える

iOS10 〜 iOS10.0.2のバージョンで上記の設定をすれば、シャッター音に加え、スクショ(スクリーンショット)の音も完全に消すことができます。

この設定方法は、発見された途端、多数のサイトに掲載されました。ITmediaの記事がもっともわかりやすかったので、ここでは参考にさせてもらいました。

カメラのシャッター音だけでなく、着信音などすべての音が消える便利機能

iPhoneでは、本体サイドにあるスイッチでマナーモードにしていても、アプリによってはゲームの音が鳴ったり、動画再生で音が鳴ったりなど、すべての音が消えるわけではありません。

ばいがすべての音を消してくれるわけではないというのは非常にわかりにくく、今年の夏、鹿児島県の高校でこんな珍事件が起きました。おそらくiPhoneだったのでは、と思います。

鹿児島県霧島市教委は24日、市立国分中央高の男性教諭(50代)が6月、教室での試験監督中にスマートフォンでアダルト動画を見ようとし、わいせつな音声を周囲に誤って流したとして、今月19日付で減給2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

市教委や同校によると、男性教諭は6月21日午前、2年生の教室で期末試験の試験監督中に、スマホに保存していたアダルト動画を見ようとした。音声を消していたつもりだったが、ほぼ教室全体に聞こえる音量で、わいせつな音声が数秒間流れたという。

教諭は急いで電源を切ろうとしたが、あわててスマホを落としてしまい、消すのが遅れたらしい。試験はそのまま続けられたという。

試験監督中にアダルト動画、教室全体に音声 教諭を処分:朝日新聞デジタル

もし、冒頭のシャッター音を消す設定をしていたら、こういう時も音が出ないのです。

電話の着信音、ゲームのBGM、音楽・動画の再生音、カメラのシャッター音……などの音が消える。バイブレーターは作動しますが、スピーカーからの音は一切消える最強のマナーモードともいえるものなのです。

【悲報】iOS10.1アップデートで、カメラのシャッター音が復活

iPhone iOS10.1アップデート

そして、本日2016年10月25日にリリースされた「iOS10.1アップデート」で、冒頭の最強のマナーモードが無効化されてしまいました。カメラのシャッター音、スクショの音が再び鳴るようになってしまったのです。

ちなみに、iOS10.1アップデートをすることで、iPhone 7で搭載された新機能Apple Pay(いわゆる、おサイフケータイ)が使えるようになったり、Apple Watchとの連携が強化されたりしています。

【悲しい事実】カメラのシャッター音が消せないのは日本だけ

海外では、iPhoneに限らず、スマートフォン、携帯電話をマナーモードに設定すると、カメラのシャッター音も消えます。日本だけ独自に、シャッター音が別途付けられているのです。

かつて、日本でカメラ付き携帯が普及し始めた頃、盗撮が社会問題になりました。そこで携帯電話メーカー各社が自主規制としてシャッター音をつけたのです。iPhoneも日本の慣習にならって、シャッター音が付けているというわけです。

シャッター音を消すこと自体は違法ではありませんが、公共の場でわいせつ目的などで隠し撮りをすると、迷惑防止条例違反で逮捕されます。

ちなみに、スクショにシャッター音は不要なのでは? と思う方もいるでしょう。でも、カメラアプリを起動し、シャッターを切らずにスクショをすれば、実質盗撮できてしまうことになってしまいます。画質は悪いですが。そのため、スクショにもシャッター音が付けられているのです。

無音カメラアプリと、純正カメラの音消しは違う

シャッター音が出ない、出ていてもかすかすぎて聞こえない、といったカメラアプリがたくさん出回っています。これはどういう仕組みなのか?

実はこれらの無音カメラアプリは、動画のキャプチャなのです。カメラで撮っている風になっていますは、実際は動画の一場面を切り取っているだけに過ぎません。そのため、通常のカメラアプリと比較すると、画質が悪い、解像度が低い、はじめからズーム状態、手ブレしやすい、暗い場所に弱い、などの弱点があります。

そういうこともあり、無音カメラアプリの画質はイマイチということになるのです。

 

以上、話が脱線してしまいましたが、iPhoneの純正カメラのシャッター音を消す裏技はあっけなく終了、という話題です。

iOSをアップデートしないという選択もありますが、OSのマイナーアップデートは新機能だけではなくセキュリティ強化も含まれているので、古いバージョンを使いづつ続けるのはセキュリティ的に不安があるので、あまりおすすめできません。

最後にひとこと。iPhoneのシャッター音はデカすぎる! Androidは比較的小気味好い音なのですが、iPhoneは「バシャーッ!」と異常にデカい。鳴ってもいいので、デカさだけはなんとかして欲しいです。