雑誌WOOFIN’が休刊。US、ジャマイカ文化を軸にストリートカルチャーを19年間伝え続ける

ヒップホップやレゲエが好きな方なら、これまで何度も読んで来たであろう月刊誌「WOOFIN’(ウーフィン)」が、2016年12月30日発売の251号を持って休刊することが発表されました。

1997年より19年間、HIP HOP/レゲエ・シーンを軸にストリート・カルチャーを打ち出して来た『WOOFIN’』は、2017年2月号をもって休刊いたします。

本号にいたるまでの間、数多くのアーティストや関係者のみなさん、そして何よりも読者のみなさんと貴重な時間を共有させていただきました。

US、ジャマイカで生まれたこのふたつの文化のもと、他のジャンルには決してないスピリットに触れ、その歴史の一部に携われたことをスタッフ一同誇りに思います。

本誌読者のみなさまをはじめ、ご協力ただいたすべてのアーティスト、スタッフ、関係者のみなさん、19年間本当にありがとうございました。

先人たちが築き上げたシーンを新たな世代が受け継ぎ、さらに拡大していくことを願って。

WOOFIN’編集部

WOOFIN’ 2017 February vol.251 より

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最後の仕事は一条麗香さんインタビュー。これまでありがとうございました!

一条麗香さんインタビュー(WOOFIN')
WOOFIN’ 2017 February vol.251 より

WOOFIN’は、僕個人的にもインタビューやディスクレビューなどで、ここ数年はほぼ毎号執筆させて頂いていたので、思い入れも深く寂しい限りです。僕の最後の仕事は、一条麗香さんのインタビューとなりました。

とてもアクティブな経歴と行動力を持つ女性レゲエアーティストです。ぜひ読んでみてください。

 

Mighty Jam Rock、RYO the SKYWALKER、Fire Ball
WOOFIN’のレゲエ特集号は夏の定番でした。

ところでWOOFIN’ の休刊は、割と突然の決定だったようです。ひと月ほど前、瀧編集長と取材に行った帰りに立ち話をしたのですが、その際「もうすぐ創刊20周年なので、企画も考えていたんですけどね……」と、おっしゃっていました。またいつの日か、せめてムック本としてでも良いので、復活して欲しいですね。

WOOFIN’ はバイブルだった、という方も多いでしょう。これまでありがとうございました!