初めましてを楽しめる様になりたい時に読む本。おちまさと「初対面の教科書」

「初対面の教科書」おちまさとプロデュース
「感動!」:☆☆☆☆☆


おちまさとの教科書が無いけど、教科書が欲しい教科。
前作「企画」に続いて、今度は「初対面」。なるほど!そこを行くのか!!と、それをチョイスする企画に感銘。自分自身、初対面は苦手では無いと思って手に取りましたが…。

おちまさと「初対面の教科書」初対面の教科書―ポケット判おちまさとプロデュース

日々溢れている「はじめまして」。仕事上での初対面、友達同士の輪の中での初対面、はたまた合コン等での初対面、更には、コンビニ、キオスク等、日常意識していないレベルの初対面。その他まだまだ、日々の生活の中に無数の初対面が設置されているのにも関わらず、「初対面」と言われれば、「苦手…」と続きそうな、この項目。

これが、「得意!」「大好き!」「待ってました!」となれば、日々もっと楽しく、そして人生が充実するのでは?そんな方にオススメしたい本です。

私自身、現在音楽系ウェブマガジンの編集者を務めており、日夜「はじめまして」の連続なのですが、その昔は、某インテリア建材メーカーで9年半程働いており、設計事務所、ゼネコン、内装工事店等へのセールス、その後は、商社部での資材(原材料)仕入れ担当、外注先への資材販売等、売ったり買ったり、いろんな立場での営業を行って来ました。

そんな年月を過ごして来たので、「はじめましてなんて、今更…」と思っていましたが、読んでなるほど!初対面をうまく分析して、判りやすく今回も”教科書”に仕上げられていました。15年前に読んでいれば!!なんて項目も多数。勿論、人生の先輩の立場に立った人も、この当たり前となった初対面を、じっくりと分析しつつ振り返る事が出来る良い本です。初対面、奥深くて興味津々になりました。

ぜひ、おちまさと氏の他の「教科書シリーズ」と合わせてじっくりご堪能下さい。