外部リンクが貼れなくても宣伝効果が絶大なのはなぜ? インスタグラム・マーケティング入門。

外部リンクが貼れなくても宣伝効果が絶大なのはなぜ? インスタグラム・マーケティング入門。

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外部リンクが貼れなくても広告効果が絶大なのはなぜ? インスタグラム・マーケティング入門。

写真SNS「Instagram(インスタグラム)」が5周年を迎え、今や世界第2位のユーザー数を誇る巨大SNSになり、広告効果はFacebookの10倍、といった記事を先日書きました。

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今年2010年10月1日より、日本のInstagramでも広告がはじまりました。しかし、そういった広告出稿を行わなくても、Instagramでは効果的なプロモーションが出来ると言われています。

投稿にURLを貼れないInstagramで、一体どうやってプロモーションを行うのか? 「あなたのお店に来てもらいたい」「商品の売り上げを伸ばしたい」「イベントの集客に役立てたい」など。写真、もしくは15秒以内の動画とテキストだけで、プロモーションは可能なのか?

僕もこれには懐疑的で、「プロモーションに活かしたいのなら、TwitterとFacebookに力を入れるべきだ」と考えていました。

そんな折、Amazonのキンドル本で、「インスタグラム・マーケティング入門」という電子書籍を見つけたので、読んでみました。これがなかなか面白い! 昨晩、深夜12時頃から2時間ほどで、一気に貪り読んでしまいました。


インスタグラム・マーケティング入門
金風舎 (2015-06-15)
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著者の一方的な持論ではなく、たくさんの事例紹介があってわかりやすい!

結論から言うと、Instagramでもプロモーションはできます!

それは、Instagramファンの方ならお察しのとおり、「ハッシュダグ(#)」の活用。これを上手〜く使うことで、新規のお客さんを大量に獲得したり、売り上げを伸ばすことになどに活用できるのです。

本書「インスタグラム・マーケティング入門」は、著者の持論を一方的に押し付けるようなビジネス書ではありません。世界で行われたInstagramの活用事例がふんだんに紹介されているので、とても真実味があり、「これはうちの商売にも合いそうだ。試してみたい!」と思える手法を見つけられるものになっています。

そんな事例から、僕が気になったものを4つ紹介します。

【1】化粧品メーカー「shu uemura」

キャットメイク、もしくは猫の写真を投稿する企画。優秀者にはプレゼントを用意。

世界中から多くの投稿が集まり、猫好きも巻き込むことができた。

【2】ファッションブランド「Marc Jacobs」

Instagramで「モデルを募集」するという企画。

フォロワーには応募していることが知られ、応募者は他の応募者を検索し、結局誰が選ばれたのかみんな気になる! という多くのユーザーを上手く巻き込んだ好例。

【3】NYのイタリアンレストラン「COMODO」

みんな食べ物の写真を撮るのが大好き! なら、お店でハッシュダグを用意して、それをメニュー表にしてしまおう、という企画。

ユーザーの投稿をコメント付きでそのままメニュー表として印刷したり、Instagramではリアルタイムで口コミが次々と投稿されていたりと、すべてをオープンにすることで「信頼」と「話題」を得た。

【4】北欧スウェーデンのファストフード店「Sibylla」

フライドポテトの写真を撮って、ハッシュタグをつけて投稿すると、あなたのInstagramの投稿ページに「占い師がやってきてコメント」をくれる!

とても手間のかかる企画ですが、ただで占ってくれる、ということで話題に。当たるのか……は微妙な気もしますが、面白い企画。

写真1枚の価値は、1,000文字に匹敵!

このように、「インスタグラム・マーケティング入門」には、「その手があったか!」と思える面白い事例がたくさん紹介されています。プロモーションが必要なビジネスを展開している方、パラパラっと読めるので、ぜひ読んでみてください。

また、本書には「Instagramの設定のコツ」や、「Instagramは右脳メディアである」といった気になる論も掲載されています。

左脳が持つ顕在意識の情報処理速度は最高で毎秒40ビットと言われています。それに対して、右脳が持つ存在意識の情報処理速度は毎秒最高1,000ビットと言われています。例えば、文字や言葉から意識して少しづつ処理するのが左脳の役割で、画像やイメージを無意識に瞬時に処理するのが右脳というわけです。

インスタグラム・マーケティング入門 より一部引用

インスタは、スマホの画面をスワイプしながらサラッと見ているだけでも、高速処理が得意な右脳が働くので、1,000文字分のインパクトをユーザーに与えることが出来るのだとか。

ところで、Instagramの関連書籍といえば、カメラ女子向けの「かわいい写真を撮るテクニック」といった本が主流です。そんななか、本書のようなInstagramをビジネスツールとして捉えた本は珍しいでしょう。

今月は、Kindle月替わりセールで300円(税込)で買えました。面白かったですよ。オススメです!

Amazon:Kindle本「インスタグラム・マーケティング入門」山田智恵 著